おてまえ文庫とは


おてまえ文庫は、水野商店が日々取り組んでいる多様な領域を、一つの世界観として体系化し発信するために立ち上げたウェブメディアです


日頃、関係者の方から

「おてまえさんはいろいろやっていますね」

と言われることが多くあります。

しかし、実際には脈絡なく広げているわけではありません。

オンライン保険調剤から未病ケア、東洋医学・西洋医学、さらに細胞工学や学習支援に至るまで、すべては「人が自分の健康を取り戻し、よりよく生きるための体系」を築くという一本の根幹でつながっています。


この全体像をわかりやすくお伝えする場所として、おてまえ文庫を開設しました。


立ち上げの経緯

おてまえでは、調剤業務に加え、月美養や蒸しケアなどの未病ケア、血流測定、オンライン服薬指導、韓方・漢方理論、さらには教育領域まで幅広く取り組んできました。


一見するとバラバラのように見える取り組みですが、すべてが「未病」という軸でしっかりと結びついています。

ただし、店舗やSNSだけではこの全体像が伝わりにくく、個々の活動の意図や背景が見えづらいという課題がありました。


そこで、おてまえ薬局の思想・専門性・実践を体系化し、誰もがアクセスできる知識として整備するために、おてまえ文庫を立ち上げたという経緯があります。


おてまえ文庫のカテゴリ構成

読者の方が目的の情報に迷わずたどり着けるよう、医療・薬学・未病理論・学びに関する内容を整理して構成しています。

オンライン保険調剤

オンライン保険調剤の最新動向や制度、実際の活用事例、現場での運用などを解説します。
「オンラインで薬局とつながる未来」を専門家の視点からわかりやすく伝えます。

東洋薬学

漢方・韓方を中心に、生薬の基礎知識、ケア方法、体質の理解、症状の言語化などを取り扱います。
月美養・蒸しケア・薬膳など、おてまえ薬局が実践してきた未病ケアの基盤となる内容が中心です。

西洋薬学

普段飲んでいる薬の仕組みや、気になる薬の作用・注意点を、わかりやすく正確に解説します。
日常の疑問に専門家が答える形で構成しています。

未病とは

病気と健康の中間にある「未病」という状態を、多角的な視点から整理しています。
自律神経・ホルモン・免疫・血流からなる三機四調など、未病ケアを体系的に理解するための基礎を学べます。

カラダの仕組み

薬の作用機序、細胞工学、遺伝子工学、生物工学など、より専門的な生命科学の領域を扱います。
未病ケアの背景にある科学を、読者が理解できる形で紹介します。

学び

医薬品登録販売者や調剤事務の資格取得講座、未病ケア講座など、学習者向けの情報を提供します。
地域の医療人材育成にも役立つ内容です。

書籍紹介

未病、薬学、セルフケア、科学、ビジネス、教育など、多様な分野から選定した書籍を紹介します。
実務者としての視点から「なぜその本が役立つのか」を丁寧に解説します。

イベント・マルシェ

おてまえマルシェ、読書会、サロン、学びの会など、地域と連携したリアルイベントの案内を掲載します。
「学び」「未病」「交流」をつなぐ場としての役割を担っています。


おてまえ文庫が目指すこと

おてまえ文庫は、単なる情報発信サイトではなく、未病ケアと薬学を中心とした総合知のアーカイブです。


東洋×西洋×科学×生活という複合的な視点から「人が本来のリズムを取り戻すための体系」をまとめ、読者の方が自分の健康を理解し、選択し、行動に移せる状態をつくることを目指しています。

また、薬剤師・登録販売者・医療従事者・一般の生活者の方々が同じテーブルで学べる場としても機能し、地域医療のアップデートと健康リテラシーの向上に貢献することを目指しています。