「ずっと疲れているのに、検査では異常なし」の違和感


朝起きても体が重い。
手足は氷のように冷たいのに、顔だけほてって汗ばむ。
生理は遅れがちで、仕事が忙しい月ほどリズムが乱れる——。

病院に行っても「大きな異常はありませんね」と言われてしまうと、
「じゃあ、このしんどさはいったい何なんだろう…」と、
自分の感覚のほうを疑いたくなってしまいますよね。

そんな「なんとなく不調」が積み重なって、
気づけば1年、3年と経ってしまった方に向けて
サロンで提案されているのが、
日本と韓国の生薬を使った「温補活血ブレンド」の和韓蒸しです。


「温補活血ブレンド」って何をしてくれるの?

温補活血ブレンドの目的は、
体の深部、とくに「腎(生命エネルギーの源)」を温め、
エネルギーを生み出す「脾」を支えることで、
精・気・血のめぐりを回復させること。

簡単に言うと、
「冷え」と「ガス欠」が同時に起きている体に
もう一度エンジンをかけなおすイメージです。

使われている和漢(生薬)は、例えばこんな組み合わせ。

  • よもぎ:下腹部を温めて血流を促す
  • 当帰:女性の血とホルモンバランスを整える
  • 白朮:体力や代謝を支え、だるさを軽くする
  • 益母草:月経リズムを整えるのを助けるハーブ
  • 川芎(センキュウ):血のめぐりを良くし、頭や腰の重だるさを軽く
  • 桂皮(シナモン):体を芯から温め、体温と代謝を上げる
  • 玫瑰花(マイカイカ/ローズ):香りで心をゆるめ、気血の流れをスムーズに

下半身を中心に蒸気で温める和韓蒸しだからこそ、
「よもぎ+桂皮」でまず下腹部の温かさをぐっと高め、
当帰・川芎・益母草で女性ホルモンと血流を整え、
白朮でエネルギーを支える——
そんな役割分担が設計されています。

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表面 → 中層 → 深部へ、30分で温まり方が変わっていく

このブレンドは「どこが温まるか」も計算されています。

  • 最初の10〜15分:
    桂皮・よもぎ・マイカイカが皮膚表面と末端を温め、
    「あ、足先がやっと温まってきた」と感じる段階。
  • 15〜25分頃:
    川芎などが働き、筋肉や子宮のまわりにじんわり熱が届き、
    下腹部が内側から「ふわっと緩む」感覚に変わっていきます。
  • さらに深部:
    腎のあたりまでじっくり温度が届くことで、
    終わったあとも数時間、体の芯に温もりが残りやすくなります。

「ただ温かい」だけでなく、
時間の経過とともに温まり方の層が変わるように設計されているのが
温補活血ブレンドの特徴です。


ひとりの女性のストーリー:

「毎冬ホッカイロが手放せなかった私が変わるまで」

ここで、サロンに通う会社員・美咲さん(38歳)の例をご紹介します。(実在の事例をもとにしたイメージストーリーです)

デスクワーク中心で残業も多い美咲さんは、
真冬になると足先が冷えすぎて眠れず、
朝は毎日のように「だるい」「起き上がれない」状態。

生理は30〜40日周期と遅れがちで、
「年齢的にもホルモンが落ちてきているのかな」と
漠然とした不安を抱えていました。

紹介で温補活血ブレンドの和韓蒸しを知り、
まずは2週間に1回ペースで通い始めます。

1回目の施術では、
最初の10分ほどで足先からじわじわ温まり、
終わった後は「下腹部のカイロ」が入っているような感覚に。

その夜は、久しぶりに
「布団に入ってからスッと眠れた」と感じたそうです。

3回目が終わる頃には——

  • 足の冷えで夜中に目が覚める回数が、月に10回以上 → 2〜3回に減った
  • 朝のだるさが、週5日 → 週2〜3日に
  • 生理の遅れも、少しずつ「前よりは整ってきたかも」と感じ始めた

もちろん、生活リズムの見直しや睡眠時間の確保も同時に行った結果ですが、
「自分の体が前より”温まりやすい状態”に戻ってきた実感がある」と
美咲さんは話します。

温補活血ブレンドは、
冷え・ホルモン低下・更年期・慢性疲労など、
根っこから立て直したい人の「土台づくり」として
使われているのです。


とはいえ「誰にでも良い」わけではありません

体にしっかり働きかけるブレンドだからこそ、
安全に楽しむためのルールもはっきり決められています。

サロンでは、施術前に次のような
「気をつけたい体調カード」とチェックシートで確認を行います。

  • 顔がほてる・のぼせがある
  • ドキドキ・息苦しさがある
  • ぐったり疲れている・立ちくらみがある
  • クラクラ・めまいが出やすい
  • 発熱・風邪・炎症・膀胱炎がある
  • 生理中である

ひとつでも当てはまる場合は、
その日の蒸しは「中止・短時間・低温」で対応する、
もしくは見送る判断をします。

逆に、相性が良いとされるのは、

  • 手足や下腹部の冷えが強い
  • 生理が遅れがち
  • 疲れやすく、なおかつ冷えもある
  • 妊活中(とくに排卵前)

といったタイプの方です。

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使用してはいけないケース・慎重に行うケース

さらに専門的には「使用禁忌(原則使用しない)」も
きちんと定められています。

代表的なものは次のとおりです。

【原則NGとされる状態】

  • 妊娠中
    • 益母草や川芎にはしっかりした活血作用(血流を強める働き)があり、
      妊娠中は避けるべきとされています。妊活中の方はOKですが、
      排卵後〜高温期はよもぎだけにするなど、守る温め方に切り替えます。
  • 生理中
    • 活血作用により出血量が増える可能性があるため、
      生理終了後1〜2日経ってから再開します。
  • 急性の炎症・発熱
    • 膀胱炎・副鼻腔炎・急性関節炎など、炎症や熱がある時期は、
      悪化の恐れがあるため中止します。
  • 重度の心疾患・高度の高血圧
    • 血流促進と温熱による心臓への負担増が懸念されるため、施術不可。

【注意しながら行う状態】

  • のぼせ・ほてりが強い人、更年期のホットフラッシュ
  • 体力低下(ちょっと動いただけで息切れするレベル)
  • 動悸・不整脈・軽度高血圧 など

こうした場合は、
時間を10〜15分に短縮したり、
温度を低めに設定するなど、細かく調整しながら実施します。

そして何より大切なのは、
「必ず水分をとりながら行う」こと。

サロンでは体調ヒアリングとチェックシートに基づいて、
中止・時間短縮・温度調整などをていねいに判断しています。


冷え性・無月経・慢性疲労・妊活——

どんな人に特におすすめ?

使用推奨度が高いタイプとして、
資料には次のように明記されています。

  • 冷え性
  • 無月経・月経不順
  • 朝なかなか起きられない、慢性的な疲労感
  • 末端冷え・低体温
  • 妊活中で、冷えが気になる方

「元気はあるのに、いつも体が冷えている」
「忙しくて、自分の体を後回しにしてきた」
そんな方が、エンジンを止めてしまう前に
もう一度、生命エネルギーをあたため直す——
そのためのサポートとして設計されたブレンドです。

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受ける前に、これだけは覚えておいてください

最後に、大切なポイントを3つだけ。

  1. 医療行為ではありません
    → 病気の診断や治療の代わりではなく、
    「冷え」「疲労感」「ホルモン低下が気になる」といった
    未病〜セルフケア領域のサポートとして活用しましょう。
  2. その日の体調を、遠慮なく伝える
    → 顔のほてり、動悸、ぐったりした疲れ、発熱や炎症、生理中など、
    一見「大したことない」と思う症状こそ、
    安全に楽しむための重要なサインです。
  3. 無理に「頑張って受ける」ものではない
    → しんどい日はお休みしていい。
    体の声を最優先することが、
    結果的に一番の近道になります。

「しんどさ」をがまんする前に、

一度、下半身から温め直してみませんか?

もし今、

  • 冷えと疲労を「年齢のせい」と諦めかけている
  • ホルモンの低下や更年期がこわい
  • 妊活の一歩として、体の土台から整えたい

そう感じているなら、
温補活血ブレンドの和韓蒸しは
あなたの体にとっての「再起動ボタン」になるかもしれません。

「今日は調子がいいな」と思える日に、
まずは一度、カウンセリングと体調チェックから。

あなた自身のペースで、
からっぽになりかけたエネルギータンクを
もう一度、やさしく満たしていきましょう。

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